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「もみの木の下に・・・」

 

12月にもなると、イタリアでも街はクリスマスの雰囲気。
といっても、はしゃいだ雰囲気はなく、豪華な飾りつけがされるわけでもない。
なので、イタリアのクリスマスは意外とひかえめ! 
キリスト教の国だから、イタリア人にとってクリスマスは一番大きな行事といってもいいだろう。けれども、にぎやかにイベントを楽しもう!とういうよりは、むしろ、家族で静かに食事をして幸せをかみしめる・・・といったなんとも静寂な雰囲気。
テーブルにローソクを立てて、お母さんが腕を振るった料理がテーブルに並べられて、家族全員で長い長い昼食をとる。
もちろんずっと食べているというわけではない。家族でおしゃべりして、健康のこととか、仕事は順調かとか、友達関係のこととかをお互いに確認し合う。イタリア人は基本的に、話しをすることが好きなので、話がつきるということはない。そうこうしているうちに、昼食は夕食になだれ込んでいく・・・。
そして、このなが〜い会食が終わっると、クリスマスプレゼントの開封がはじまる。その時はもう夜が更けていて、夜中の12時のミサに行く頃、ようやくプレゼントをあけるのだ。
プレゼントは、クリスマス前に受けとったとしても、直ぐに開けずに家に飾ってあるもみの木の根元に、そっと置いてクリスマスの夜を待つ。
イタリア人は、プレゼントをすることが好き。人を喜ばせることが大好きなのだ。なので、家族にはもちろん、友達、親戚にもクリスマスプレゼントをする。だから、クリスマスの夜には、もみの木の根元はプレゼントで埋め尽くされる。
イタリア人のプレゼントするときに大切にしていることは、相手を喜ばせることが重要。その人が一番欲しがっているものを、事前にさりげな〜く聞き出しておいて、後で驚かせるというわけ。
そんな風に、心のこもったプレゼントだから、もらった方も開ける時は一つ一つ丁寧に、これはお父さんから、おばあちゃんへのプレゼント、これは、お母さんからお姉ちゃんへのプレゼント...と、家族全員の前で、お披露目をする。
一つプレゼントを開けるたびに、「なんて素敵なの!」とか、「すごく、ほしかったの!」とか、「とってもいいわね!」とか、この時とばかりに喜びと幸せの声があがる。
イタリア人はプレゼントをすることによって、相手に少しでも喜びを与えて、それによって自分自身も幸せを感じているよう。

クリスマスはイタリア人の様にささやかながらも、相手を喜ばせて、自分も幸福感に浸れるような、愛のある過ごし方をするのも素敵でしょう。

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